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院長 根岸圭です。
以前、ELLEのオンライン版でインタビューを受けた「アルコールフリー化粧水について」、こちらにもまとめておきたいと思います。
これからの季節、湿度の低下とエアコンの使用による肌水分量の低下=乾燥が気になりますね。
乾燥肌の方は、アルコールフリー化粧水にした方がよい、という説があります。それはなせでしょうか?
化粧水に含まれるアルコールには:
①清浄効果:皮脂、汚れ、メイクなどを浮かして拭き取る
②収れん効果:肌(毛穴など)を引き締める
③清涼効果:蒸発する際に熱を奪うことで爽快感を与える
④可溶化効果:水や油に溶けにくい各種成分を溶かし、均一に混ぜる
⑤抗菌・防腐効果:菌の増殖を抑え、製品を長期的に安定させる
という効果があります。
ですが、アルコールと聞くと「何となく肌に悪そう・・」と思われるかもしれませんが、アルコールにアレルギーがある方、お酒を受け付けない体質の方、肌荒れを起こしやすい方、つよい乾燥肌の方以外はほとんど悪いことはありません。
と言っても、敏感肌の方はアルコールを含まない化粧水に挑戦すると肌が荒れにくくなるということがあります。
まさにこれからの季節、敏感肌で乾燥も気になる乾燥性敏感肌の方は多くおられます。
当院のスキンケアの基本は化粧水の二重付け、しっかり水分を補ってから、クリームなどを使用することをお勧めしています。
乾燥性敏感肌の方は、皮膚のバリア機能が破壊され、外から塗るものに何かと沁みてしまい、中からは水分が逃げだしてしまうという状態になっています。
沁みたりしない、しっかり潤わせるためには「アルコールフリー化粧水」も良い選択となります。
当院では、NAVISIONシリーズ、イニクスシリーズ、でアルコールフリー化粧水を取り扱っています。
気になる方はお気軽にご相談ください。
クリニックでの治療はもちろん効果的ですが、基礎化粧品の見直しもお勧めです。
加湿器の使用もお勧め。私はこの時期、自宅の加湿器が「水をくれ~~」という合図でピーピーなるので、しょっちゅう水汲み。
水汲みおばさんと化しています。
もっと大きいタイプを買えばよかった・・・運動だと思って水汲みます。