ウェルクリニックでは、本サイトのほかのページに掲載していない、以下のお悩みの相談をお受けしています。
- 薄毛の相談
- セカンドオピニオン（他院で治療を受けた後の肌状態、他院で勧められた治療についての相談）
- スキンケアに関する相談
その他のお悩み・セカンドオピニオン
その他のお悩み・セカンドオピニオン
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薄毛の発症要因と適した治療は性別によって異なります。
男性型脱毛：AGA（Androgenetic Alopecia）は、生え際がM字型に薄くなったり、頭頂部が薄くなったりと、部分的に抜け毛や薄毛が目立つ状態となっていることが大多数です。AGAには遺伝性があるものの、テストステロンが5αリダクターゼ（還元酵素）によって変換されたジヒドロテストステロンが強く関わっていることが知られています。そのため、この酵素の働きを抑える内服薬であるフィナステリドやデュタステリド、また、外用剤のミノキシジルによる治療が一般的です。ミノキシジルは一般にも販売されていますが、医療機関ならではの高濃度配合剤を使用することで、より早く、より確かな実感が得られやすくなります。
女性型の脱毛：FPHL（Female Patterns on Hair Loss）は、AGAのように生え際や頭頂部の抜け毛や薄毛が目立つこともありますが、多くはびまん性（全体的）に毛が細く、量が減少した状態になっています。FPHLの原因には、AGAよりも遺伝性がより強く関わるといわれますが、女性ホルモンの減少、ストレス、甲状腺などのホルモン異常、貧血など、多くの要因が挙げられます。とはいえ、全身的な異常がなく健康でありながら薄毛が気になる方が大多数なので、外用剤のミノキシジルを中心とした治療を行います。AGA同様に、医療機関ならではの高濃度配合剤を使用することで、より早く、より確かな実感が得られやすくなります。
美容皮膚治療は多種多様で、どの治療が自分に適しているのか分かりにくくなっています。美容皮膚治療は保険適用の治療のように、この疾患にはこれらの治療が認可されるという厳格な決まりはありません。だからと言って、どんな治療でも誰にでも向いているかというとそうではないのです。残念ながら、美容皮膚治療の分野では治療であるのに医師が診断を行わず、看護師に治療をまかせっきりの医療機関が少なくありません。こうしたことによって、治療を受けたのにやけどをしてしまった、期待していた効果が得られない、など、お困りの方を診ることは少なくありません。これは私（院長、根岸）が長く大学附属施設で診療を行ってきたこと、美容治療を医療として行うべく学術活動を積極的に行ってきたこと、また、機器の開発や推奨設定の開発に携わってきたことも関係していると思われます。いずれにしろ、美容皮膚治療を受けて困ったことがある場合、受けようとしているけれど納得いく説明が得られていない場合など、お困りになっている方の相談をお受けしています。美容皮膚治療は、本来、「明るく前向きに、笑顔で過ごせるようになる治療」であるべきだと考えております。私がお困りの方のお悩みをすべて解決できるとは思っておりませんが、お役に立てれば幸いです。
肌の状態を改善させたいと考えると、多くの方は化粧品に頼り、それでも手に負えないとクリニックを受診されていました。最近は、お化粧品に頼るよりも医療の力に頼った方が早道と考える方が多くなっています。ウェルクリニックの考え方は、適した基礎化粧品と医療（レーザーなどの機器を用いた治療、ヒアルロン酸などの注入治療、薬剤による治療）の併用です。ここで何よりも大事なことは、スキンケアの方法自体が適切かどうかです。考えすぎて過剰に基礎化粧品や高機能化粧品を使用して、結果的に”こじらせ肌“に陥っている方は少なくありません。また、良かれと思って使用しているコットンで肌を摩擦してしまって傷めている方、美顔器の使い過ぎで炎症を起こしてくすみ（炎症後色素沈着）を生じている方も多くみます。
簡単で効果的なスキンケアの三か条は
というとてもシンプルなものです。
気にしているからこそやり過ぎる方、気にしているのにやらな過ぎる方、どちらの方にも簡単で効果的なスキンケアをお勧めしています。もちろん、医療機関専売品の高機能化粧品も肌状態に合わせてお勧めしています。また、当院で肌の治療をお受けになる患者さまには、治療効果を最大に得られるように、適切なスキンケアを行うことでご協力いただいております。お手持ちの化粧品でも正しくお使いになれれば、無理に購入を迫ることはありませんのでご安心ください。患者さまにも治療に参加していただき、医師・スタッフと共により良い結果を求める、それがウェルクリニックの治療方針なのです。
