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日焼け止め、正しく使用できていますか?

院長、根岸圭です。

ついに梅雨に入りそうですね。髪の毛のみならず、頭の中ももじゃもじゃしそうな湿度・・想像しただけで怖いです。

そんなこの時期は紫陽花がきれいですね。少し前から、通り道の紫陽花の写真を撮って楽しんでいます(最下部に貼り付けました)。

さて、雨が降ると油断しがちな紫外線対策ですが、梅雨の晴れ間は危険です。

昨年も6月4日のブログで熱く語った私(←クリックして参照ください)。

今年も日焼け止めの落とし穴をまとめてみます。

① 下地、粉、スプレータイプの使用には注意が必要です
② 日焼け止めとして作られている製品を選びましょう
③ 夏は半日に1回、場合によってはそれ以上、塗り足しましょう

さて、それぞれ少し説明させてください。

①について:

  • 日焼け止め製品は、1平方cmに2mg塗布して効果(SPF, PA)を測る規定があります。
  • この量はクリームの場合でも相当たっぷり塗った状態です。現実的には半分以下の量しか
    塗れていないという報告があります。
  • 下地タイプでは薄く伸ばしてしまうので、さらに薄く、紫外線防止効果が低くなってしまいます。
  • スプレーや粉では、5重や6重など相当重ねないとこの量になりませんから、効果は低めです。
  • こうしたタイプは、クリームタイプの塗り足しができない場合の応急対策としてはOKですが、
    これらだけで済ませたり、過信したりしないようにしてください。

 

②について:

  • 日焼け止めとして作られている製品は、汗や皮脂によって、紫外線をカットする効果が落ちないように工夫されています。
  • 下地やファンデーションを過信せずに、5月から9月は専用の日焼け止めを使用しましょう。

 

③について:

  • 日焼け止めには紫外線吸収剤や散乱剤が含まれています。これらの成分は紫外線を多く浴びると機能が落ちて、へたってしまいます。
  • そのため、汗水の影響が少ない場合でも半日に1回は塗り足すことをお勧めします。
  • 屋外で多くの紫外線を浴びる日は、出来るだけ頻回に、量を多く塗り足しましょう。
  • メイクの上からクリームを重ねられないという場合、肌色タイプやツヤ出しタイプなど、
    重ねやすい製品を選びましょう。(応急対策にはスプレー・粉でもないよりはずっとマシです)

 

日焼け止めは頑張っても百点満点にはなりませんが、諦めず、ご自身に合った日焼け止めを使用できるようにしましょう。

クリニックでは相変わらず、NAVISIONシリーズが大人気です。

とくに私の長年の愛用品、BBプロテクトUV。私は年中、こちらとパウダーで過ごし、夏に対策を強化しています。

面倒に思われがちな紫外線対策ですが、日焼けはシミだけではなく肌の乾燥の原因にもなりますし、さらに全身の疲労とも関係しています。

なんとか上手く付き合っていきましょう!

自律神経機能がダメ子ちゃんな私は気圧の変化も怖いですが・・クリニックでお会いしましょう!

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