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発売から日にちが経ってしまいましたが、プレシャス年12月号に当院を掲載していただきました。
特集は「飲む、打つ、塗る、シミ治療解禁」
当院こだわりのシミ治療は、私、根岸の長い診療経験と多くの臨床研究に基づく治療です。
シミはレーザーで簡単に治療できると思われがちですが、そうとも限りません。
まずはしっかり診断。
とくに重要なのは肝斑の有無。肝斑とは多くの女性が悩まされている左右対称に筆や刷毛で塗ったような色素沈着。
これがあると混在しているいわゆる普通のシミの治療を受けたくても、肝斑に対する手立てをしてからではないと良い結果が得られない。
そればかりか、レーザー治療の合併症でシミが濃くなる、炎症後色素沈着という現象のリスクが高くなってしまいます。
確率は高くないものの、遅発性太田母斑様色素沈着(両側性太田母斑様色素斑、真皮メラノサイトーシス、ADMとも呼ばれます。当院サイト、シミ・その他の色素沈着を参照ください)は要注意。
根気強く何度も治療を受けてもらわないとならないこの色素沈着はあざに分類されます。
肝斑と合併していたり、合併していないのに肝斑と間違われて診断されていたりする、なかなか手ごわいものなのです。
大御所美容ライターさんが自ら治療を体験されましたが、なんとこのあざをお持ちで、今後、根気よく通院される予定です。
また、シミがあったらシミだけを改善させたいのか、肌全体のくすみや色むらも含めた肌のアンチエイジングに取り組みたいのか、
このご希望によって治療法を選択しています。
●シミだけしっかり派➡レーザー治療(ピコレーザー、ロングパルスレーザー)。
●アンチエイジングも希望派➡フォト系の治療(IPL/光治療)、トーニング治療(弱いピコレーザー治療)など。
さらに内服薬、外用薬、高機能サプリメントに基礎化粧品の見直しなど、シミ治療と一口に言ってもできることは多いのです。
当院ならではのこだわりの治療。
これには患者さまの協力も必要ですが、結果を出す、医療としての美容皮膚治療を行っています!!
院長 根岸圭